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例の事件や、最近よく聞かれる子供の虐待死、育児放棄の問題について、結婚という制度には参加しながら子の親になることを回避している俺のような人間には語るべき言葉はない。 しかしそれでも、なぜこんな痛ましい事件が次から次に起こりうるのか、そのことについて考えるぐらいのことは許されるのではないかと思う。 今回の事件にしても、ひまわりを探して旅立った子の事件にしても、ひとつひとつの事件はそれ独自で裁かれるべきもので、本来は関連して語られるべきものでは無いとは思う。 マスコミが悪いとか行政が悪いとか公務員が無能だからとか、どこかに責任を転嫁してみても、それは意味を成さない。 責任を問われるべきは、あくまで子供を死に追いやった当時者であるべきだ。 問題としてはそれらを裁く「法」の側が全く整備されず、悪しき判例主義や人権意識でもって本来守られるべきものが守られないことだが、それもまた別の話なのかもしれない。 社会学者やら教育学者なら、そういった関連性を語り、したり顔する事で済むのかもしれないが、それは何かを解決したことにはならない。 とは言えそういったことを様々な角度で考察する事で、何がしかの輪郭や防止策の端緒ぐらいは見えるかもしれない。 親が子を殺したり、放棄するというのは、民族社会では昔からあったようだ。 所謂「間引き」がそうだし、身売りや丁稚奉公もある意味では親元から放逐することと変わらない。 外国でこのような例が以前からあるのかは、調べてないので分からない。 ただこれらの多くは主に経済的な理由から成されるものであったようだ。 今回の事件はまだ客観視できるほど情報がないので、現状の報道情報のみで見ると、この母親は「食事を与えたりお風呂に入れたりするのが嫌に」なり、「遊ぶ時間が欲しい」「子供なんていなければいい」という理由で子供達を自宅に放置して帰宅せず、結果子供たちは暑さと飢えのためになくなったという。 家族が食べていけないから、という経済的な理由ではなく、ここでは親であることよりも一人の女性としての「個」が優先されている。 しかし自由が欲しい、遊ぶ時間が欲しいというのならば、ベビーホテルに預かるなりベビーシッターを雇うなり、方法はあったと思うのだが、この女性はそれをせず、文字通り自らの子供を「封印」してしまった。 虐待するでもなく、放置するでもなく。 そこが恐らくはこの事件の「新しさ」であり、恐らく今後こちら側へと越境していくケースというのは増えるのではないか。 俺は今回の事件があったときに、どうにももやもやするものがずっと心にあって、思い出したように大塚英志の『彼女たちの連行赤軍』という本を読み直した(何故か今読み直すべきだ、と感じた)。 そこには戦後女性たちがいかに「女性の自由」と「自己実現」のために戦い、あるいは敗れていったかという事が1972年に起きた連合赤軍事件をテキストに端的に書かれている。大塚氏の全ての論に同意するものではないが、今回の事件へとつらなるひとつの「戦後の女性の歴史」というものをかなり正確に語っている本だと思う。 「"可愛いくておしゃれなママ"として子供達を頑張って育てているアタシ」というのはこの女性が目指した姿だったのだろう。しかしママである事は多くの子育てをされている女性の方は実感として持っておられると思うが生易しいことではない。子供はもの言わぬペットではなく、自分ではない別個の「人格」なのだから。 その別個の人格と暮らす彼女に対して消費社会は様々な消費を求め、彼女を「女の子」で留めようとする。 「恋する女性であれ」と要求する。 その強迫的な情報と自身の「現実」の狭間で、この女性は「殺す母」へと滑り落ちていったのだろう。 ・・・とここまで書いて、やはりこんな分析は意味がない気が強くしてきた。 なので、俺が今回の事件について、どうももやもやしている理由を書く。 俺が今年の初めに引っ越したのはご存知の通りだが、うちの団地(団地なんです)の向いにもうひとつ、団地があって、そこに可愛い女の子が住んでいた。 日曜の午後なんかはパパさんらしき人と一緒に楽しそうに遊んでいた。俺たち夫婦はそれを眺めるのが好きだった。 ある時、その子がママさんらしき人といるのも見かけたのだが、こちらは随分とカリカリした様子で、怖い雰囲気の女性だった。 5月頃だったろうか。もう少し最近かもしれない。 夜、風呂から上がってベランダに出ると、となりの団地からその女の子のものらしい凄く大きな泣き声が聞こえてきた。泣き声はずっと「ママー、ママー」と繰り返していた。 気のせいかもしれないが、時折皮膚をはたくような音が聞こえてきた。 団地と団地の間は谷間になっているからか、音が反響するからよく聞こえるのだ。 泣き声はそう、30分以上続いていたかもしれない。 俺も嫁も不安にかられながら、しかしまさかね、という気持ちだった。 その子の家族のお隣の部屋も、驚いたのかいつも点いていない明かりが点いたりしていた。 その夜からすぐに、団地からその家族はいなくなった。 取り壊しが決まっているのか、空室が目立つ古い団地だったので、新居が決まったのかもしれない。 今あの子はどうしているだろうか、と今も思う。 そして何もできずにおろおろしていた自分を思い出す。 それはもしも、もしもの事があったとき、その小さな命を救えなかったかもしれない自分の姿だ。 小さなふたつの魂が、少しでも安らかに眠れますように。 今はそう思うばかりだ。
by Gun0826
| 2010-08-06 12:58
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