Twitter
お知らせとかリンクとか
現在、散発的にポストしている状態です。本格運転まで暫くお待ちください。 注意! インフォシークの無料HP スペース消滅に伴い、 旧エントリの一部の画像が 見られなくなります。 ご理解のほど、よろしく お願いいたします。 管理人が適切でないと 思ったTB、コメントは 予告なく削除します。 あしからずご了承ください。 リンク集。 お世話になってます。 - 中華芸能系 - アジアンパラダイス 香港電影迷宮+blog Hong Kong Addict Blog Beauty Lin - お友達系 - のんびりのびのびカメレオン←NEW! 大丁の小噺 ホビーさんブログ アルシオーネ戦記 ろべるともるが 面白ければそれでいい めか沢銃砲店日記 店主665の手記 ミクロの百日間戦争 ゼントラン&マイクロン プラタルジ ミクロで遊ぼっ♪ The Pit どっちかと言わずとも日記。とTF←New! - ホビー情報系 - アソブロック 情報まとめサイト フォロー中のブログ
読書記録゛(どくしょきろぐ) シネマ親父の“日々是妄言” プログ web-tonbori堂ブログ : Keep a dia... GROOVY DIARY 怪獣ブログ かたすみの映画小屋 だら>まい。 Q部ログ 最後の冒険日誌 La Dolcé vita ガラクタ二酸化炭素 ハッピーニャンコ探検隊 Thinkin' Snake プラスチックな友 退屈に見せかけて楽しい日々 Mi cinema log また天かつWarS NINE-SYSTEM 玩ぶろぐ 気まぐれ、暢気で、いい加減!? [Blog] ちいさな窓... afoto foto log 遊慈のEasy Life ヨロシク日記 bakubaku 妄想chronicle Yo joe!! カテゴリ
タグ
よもやま(172)
洋画(163) G.I.JOE(157) ミクロマン(148) その他ホビー(103) 香港映画(68) マーベル(64) 中華女星(49) 女性アクション(42) クールガール(25) MIA(24) アソブロック(23) MRS(23) 欧美女星(22) トランスフォーマー(21) 邦画(21) 装着変身(20) モデルガン(20) Leah Dizon(14) 歩いたり見たり食べたり(13) 最新のトラックバック
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「インターステラー」以来となるクリストファー・ノーランの新作がSFから一転して歴史もの、戦争ものというのが伝え聞こえてきた時は意外だったし、何度も色んな所で書いてるけどこれはスピルバーグをやりたいのかなと思ってたのだが、実際は全く正反対のベクトルで作られた映画だった。これはパンフレットにある監督のインタビューで明言してるし、このパンフレット物凄く内容が濃くてもうネットのうざい評論なんて全部消し飛ぶぐらいちゃんとしてるのでぜひ鑑賞後はご購入を。こういう仕事が結果的に映画の興行価値というのを上げていくと思うよ。 以下あらすじ↓(MovieWalkerより) ノーラン異例の120分以内の作品である。そしてずっと伴走してきた弟であるジョナサン・ノーランとの共作ではない単独脚本でもある。通常の半分の量にしたという脚本は本人曰く「サードアクトから始めたかった」という事だ。要するに起承転結の転だけをやろうという試み。この「ダンケルクの闘い(ダイナモ作戦というらしい)」は英国人には有名な史実だそうで、かつて映画化もされているからそういう歴史状況は全部すっ飛ばしますよ、という今までのノーランがついついやってしまっていた冗長な前半を(多分「インターステラー」で反省したんだろうけど)ばっさりやったという実験である。 本作で一番印象的というか、あぁそうだったねと思ったのが、ノーランの「水」と「火」というモチーフへのこだわりだった。なんだよタルコフスキーかよという感じだけれど、今までの作品でも「水」-特に「溺れる」という状態のサスペンスは繰り返し使われてきた。「インソムニア」にも「インセプション」にも「インターステラー」にもこの水の表現は登場する。そして「火」はあの海面の引火した炎、少年兵が遠く地平線に見る炎、最後にパイロット・ファリアが自機を燃やす際の炎として繰り返し出てくる。水も火も人には全てのコントロールができないもの。要するに自然そのものであり、それを記録する事こそ彼は「映画」だと思っているフシがある。 今回は今まで以上にフィルム撮影である事を観客に印象付け(IMAXじゃない版だとここが凄く強調される)、わざと増感させたのか感度の高いフィルムを使っているのか、ざらざらとしたデジタルではない事をあからさまに知らせる画-例えば風で吹き飛ぶ雪のような波涛、戦闘機が通過していく雲のすき間、爆発で舞い上がる海岸の砂、これらの自然の事象を、それが主役だとでもいうように拾っていく。 本作には物語が無い、ドラマが無い、人物描写が無い、という指摘を見かけたがそんな事は無い。どの人物も魅力的で極めて人間臭く描かれている。或いは役者の肉体をもって(それは入念にオーディションをした事でスターが演じるのではなく「人」に焦点を絞って)表現されている。 「敵」であるドイツ軍は実体として出てこない。 台詞の代わりに本作ではほぼ全編、ハンス・ジマーによる劇伴が流れ続ける。根底にずっと時計の秒針のような音が刻まれ続けるこのサントラは映画をずっと緊張感の中に漂わせ、時にひしゃげた様な音でもって人の感情を、戦局を、観客に伝える。ここにもトータルデザインとしての映画への気配りがある。ジマー先生今回も絶好調である。 「家へ帰る」という生存目標を達成した少年兵は帰途の列車の中で、はっと眠りから覚める。今までの出来事はまるで「夢」だったかのようだ。 「ダンケルク・スピリット」を賛美しつつ、寧ろ勇気ある撤退、生きて帰る事(「インターステラー」でもこの点が重要だった)をこそ、勝利だと彼は考えるのではないか。そんな106分である。
by Gun0826
| 2017-09-25 17:42
| Movie
|
ファン申請 |
||