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巷ではかなり評判悪いようですね、本作。 「ショウビズ・カウントダウン」で見た時にこれは日本には来ないだろう とタカをくくってたのでいきなり公開されてびっくりしました。何か他の 作品とグロスで買わされたんでしょうか。宣伝部もさぞや悩んだ事でしょう。 そんな非常に微妙な作品がこの「フォーガットン」です。やっぱ邦題何とか しましょうよ。「トン」って。 飛行機事故で息子を亡くしたテリー(ジュリアン・ムーア)は1年以上経 った今も愛する我が子の思い出を捨てきれず、毎日アルバムやビデオを眺 め哀しみに暮れる日々が続いていた。 漸く落ち着いて仕事を再開しようとした彼女は、自宅から息子に関する品 が悉く無くなっている事に気づく。夫に問い詰めるが夫は「子供は最初か らいなかった、お前が勝手に作り出したものだったのだ」と言い、カウン セラー(ゲイリー・シニーズ)も記憶障害で治療していたのだと言い出す 始末。しかし彼女の中では息子の思い出は確かに実感としてある。不審に 思った彼女は同じ飛行機事故で亡くなった息子の友達の女の子の父親、 アッシュ(ドミニク・ウエスト)を尋ねるが彼の家からも娘の痕跡は消え ており彼自身も娘などいない、と言う。しかし入念に部屋を調べたテリー は、そこにかつて娘の部屋があった事を突き止める。何者かが痕跡を消し て回っているのだ。テリーの言葉を信じないアッシュは警察を呼ぶ。連行 されるテリー。しかしそこに何故か国家安全保障局の役人が現れ・・・。 導入部分だけを見ると「記憶を巡るサスペンス」であり、常識で考えれば 一種のサイコ・サスペンスのような状況(ジョニー・デップの「シークレ ット・ウィンドウ」を思い出したんですが)を描こうとしているように見 える本作だが、物語は予想もつかない斜め45度方向へと展開し始める。 例えばシナリオコンクールでこのホンを出したとしたら、非常に面白がら れると思う。起承転結の「転」はこうでなくてはいけない、というぐらい の勇気ある飛躍。 この度肝を抜く展開は、頭がカタイ人や予め「こういうジャンルの映画を 観にきたんだ」と自分をカテゴライズしないとダメな人には全く受けつけ られないものだと思う。「超映画批評」に書いてあったと思うけど、この 映画にジュリアン・ムーアとゲイリー・シニーズをキャスティングしてい る事が最大のミスリードになっているのだ。 賢明な方はあるいは、ゲイリー・シニーズが出てる時点で「待てよ・・・」 と思われるかもしれないが。 僕としてはこの展開は「想定の範囲内」であり、全然拒否感もなく最後ま で楽しめた。あるテレビシリーズをずっと楽しんでいた事もありジャンル に対する素地もできてていたし、何よりも謎が謎を呼んでいく展開の妙、 中盤以降の追跡劇の面白み、そして謎解きと驚愕?のラストへと緊張感を 持続させる手並みは見事なものだった。 前出の二人をキャスティングした事で作品にある種の品格が漂っている事、 過度に全てを見せすぎない非常に節度を持った(ビジュアルショックとい う意味ではかなり「文字通り」ぶっ飛んだシーンもあるが)演出には非常 に好感が持てる。ジェームズ・ホーナーの印象的なスコアやニューヨーク の冷たく硬質な映像も素晴らしい。 正直物語の根幹にある主題は僕は後付けのような気がして、そこのみ乗れ なかった。無理にテーマらしいテーマを持たせる必要もなかったんじゃな いかと思う。サスペンスはハラハラさせてくれればそれはそれで成功なん だと思うし。 先日の「バタフライ・エフェクト」、この作品、そして「50回目の ファースト・キス」と「記憶」を巡る映画が増えている。 これは現在のアメリカの社会状況、潜在する病理を思わせて興味深い。 「記憶」こそがその人の存在を実証する手がかりであるとすれば「記憶」 が揺らぐ事、「記憶」が無くなる事はそれ即ちアイデンティティの消失、 揺らぎだと思う。アメリカは今、自らの信じた存在意義とこれまでの記憶 について、それが正しかったのか、本当にそうであってよかったのか、と いう揺らぎに直面しているのかもしれない。元々アイデンティティが希薄 なアメリカ人にとって、今の社会状況(9.11以降という言い方をするのは クサイけど)は自らの足下が崩れ落ちるような不安とともにあるのじゃな いかな、なんて少し思った。 観に行くなら自己責任でね。全ての人にお勧めはしませんです。 公式サイト この映画を観ていて、拉致被害者の家族の方々の事を考えていた。 ある日突然、自分の愛する子供が行方知れずになり、痕跡も消えてしまう。 亡くなって遺骸に面するのもつらいだろうけど、行方が知れないまま、 どこかに生きているかも? と思いつづける日々はどれだけ辛いだろうか。 日本政府が公式に「拉致被害者」と認めているのはわずか十数人であり、 特定失踪者リストの1000番台に載っている人でさえ、国からすれば 「拉致」された事すら認めてもらえないただの「失踪者」でしかない。 これはこの映画でNSAがやってる事とあんまり変わらないのではないか。 劇中、ジュリアン・ムーア扮する母親は母としての強い意志でもって この難局に立ち向かうわけだが、被害者家族の皆さんもつらい日々に 耐え、頑張って欲しい。僕らには「拉致被害者というのは存在するものなのだ」 という意識を持ち続ける事、忘れない事ぐらいしかできることはないけれど・・・ 一日も早い拉致事件の全容解明と被害者の救出を願わずにいられない。
by Gun0826
| 2005-06-14 17:35
| Movie
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