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昨年「香港国際警察」でジャッキー・チェンの新境地を見せてくれた名匠ベニー・チャン監督の力作が漸く日本でも公開になったので疲れでヒロフレな身体を引きずりながら週末の六本木へ。 お姉ちゃん、そんな薄着でどこ行くん? とか思いつつシネマート六本木はえらく奥まったところにあってビビッた。普段ロッポンギなんて行かないんですよヲタには用の無い街ですから。お客さんの入りが少なくてまたビビりつつ、指定席へ。 (ここはミニコンなので全席指定) 「ドラゴン・プロジェクト(精武家庭)」の予告にワクワクしつつ本編へ。 以下あらすじ。 10年前に最愛の恋人フォン(アンジェリカ・リー)が失踪して以来失意の日々を送る商業犯罪課の刑事シュン(アーロン・クォック)は、実業家イウ(ロウ・カーリョン)の資金洗浄事案の証人をカナダから護送途中、狙撃を受け証人を死なせてしまう。 狙撃したのは腕利きの殺し屋、コーク(ダニエル・ウー)だった。 証人の死で立件できなくなった商業犯罪課ではイウを何とかして拘束する為、イウの息子で売れっ子歌手のイウ・ハに張りつくが、シュンはそこでイウの顧問弁護士トウ(イーキン・チェン)の妻エイミー(アンジェリカ・リー二役)がフォンにそっくりなのを観て愕然となる。 エイミーは行方不明なままの恋人フォンではないのか? 有能なエリート弁護士トウは悪人でも無罪にしてしまうほどのやり手だが、エイミーと子供たちにとってはよき夫、よき父に見える。 シュンはいつしか、トウとエイミーの生活を監視するようになっていく。 一方、殺し屋コークも、刑事シュンの事が気になっていた。俺は彼の恋人を知っている、とエージェント(ニン・ジン)に語るコーク。 二人はどんな線で結ばれているのか。 そしてイウ・ハが何者かに誘拐され、事件は意外な方向に展開していく・・・。 傑作「ラブソング」の名手アイヴィ・ホーの手によるホンらしいんだけど、正直なところ、プロットに非常にクセがあって、ストーリーが掴み難いし、説明不足でもあると思う。 テイストとしては「無間道3」に近いかも。あれも混乱するよね。 ただこれを男アーロンの失意と再生の物語として「だけ」捉えれば、お話自体は凄くクリアになってくるように思う。 10年前、幸せの絶頂にあってまるで世界が自分達のためにあるのではないかとまで思えるような日々を送っていた彼の前から、突然最愛の恋人が行方不明になる。生死も分からない。消息も掴めない。ただ「不在」である事だけが目の前にあったら・・・。 これは相当辛いと思う。これが例えば別れたとか相手が事故か殺人で死んでいたなら、まだ違うと思うけど全てが宙ぶらりんなのだ。 彼が毎日、失踪人課(実際には屍体管理課のようなもの。担当刑事を演じるのは我らが?エリック・ツァン)を訪れるのは、恋人の屍を確認できるかもしれないから。エリックが言うように、彼自体もまるで生ける屍。 演ずるアーロンは渾身の演技で、心を潰してしまったキャラクターの哀しみを、虚無を演じきっており、台湾金馬奨で主演男優賞を獲ったのも納得できる。ちょっとオーバーアクトすぎるぐらいなんだけど、彼の境遇を考えるとそれもありかな、と思わせる。 このメイン・プロットを補完する為、というか強固にするために、弁護士トウの物語と殺し屋コークの物語が交差していく必要があったという事なのかもしれない。 ただ弁護士トウの物語はサスペンスを盛り上げる都合もあってちょっと説明不足すぎるために、 急な印象を与えてしまいそれが全体のバランスを狂わせてしまっているのだ。 人間ドラマを撮るのか、アクション・サスペンスを撮るのか。その間でベニー・チャンにも迷いがあったのではないかと思う。 殺し屋コークのドラマは「香港国際警察」のニコラス・ツェーの立場と非常に良く似た立ち位置で、最後の最後で彼が何故この物語に必要なのかが分かる仕掛けなので心して観て欲しい(ネタバレかな?) イーキン・チェンは珍しいスーツ姿で全編無表情な弁護士役なのだが、その無表情さがラストへ至るドラマのうねりへの大いなる伏線になっていてこれも中々難しい役だったろうなと思う。彼にとっては挑戦だった事だろう。ジジとの件もあるし、強く生きろイーキン! ダニエル・ウーは「香港国際警察」とも「ワンナイト・イン・モンコック」とも違うアンニュイで無軌道な若者を堂々と演じて見事。ほんと演技者になりましたね。 香港の本上まなみことアンジェリカ・リーが楚々として美しい。俺アンジェリカ・リー好きなんですよね。「the EYE」しか観てないけど。 またダニエルのエージェント役のニン・ジンが蓮っ葉でとても印象的でした。 脇ではやはりエリック・ツァンとまた出てるよこの人、なラム・シュが作品を締めてくれてます。 美術がアルフレッド・チョン(「欲望の翼」「いますぐ抱きしめたい」)なせいか、独特のグリーンというかイエローというか、な色彩設計とオープニングとエンディングを飾る雨の濃密な湿気が作品自体にウェットな感じを与えており、ソリッドな印象だった「香港国際警察」とはまた違うムードを持つ映画に仕上っている。 観ていて息苦しくなるような映画ではあるけれど、力作なのは確か。 それぞれどこか壊れてしまっている男たちの喘ぎのドラマとして、観終わった後もずっと頭に何かが引っかかる、そんな映画です。 公式サイト
by Gun0826
| 2006-04-24 20:14
| Movie
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