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ハリウッドの破壊王ことローランド・エメリッヒ監督の、もう何度目なんだ、というホワイトハウス破壊映画。「ディザスタームービー」との宣伝文句だが、これは誇張で、エメリッヒ監督のフィルモグラフィからすると極めて限定して、まさにホワイトハウスだけに破壊対象を絞った映画になっている。 今回も何故か?シネマミラノ3での鑑賞となったのだが、作品の持つ80-90年代っぽさを考えると、この劇場で見られたのは正解かもしれない。 「ホワイトハウス・ダウン」公式サイト ww今年はアントワン・フークア監督の「エンド・オブ・ホワイトハウス(Olympus Has Fallen)」と本作、二つの“ホワイトハウス襲撃映画”が公開されたが、ボストンマラソンでのテロ事件でみられるように、米国国内でのテロ問題は新たな局面を迎えつつある。本作でも、「エンド・オブ~」でも、テロリストは実に容易にホワイトハウス内部へと侵攻していく。ある時は観光客を装い、ある時は清掃員を装い。そこには兵士対兵士ではない「現代の戦争」の抱える恐ろしさ(隣人がテロリストかもしれない)が感じられる。 さてこの2本のホワイトハウス映画だが、題材は同じでもアプローチの仕方が180度違うのが面白いところだ。これが両者に制作ゴーサインが出た理由でもあろう。 前出の「エンド・オブ・ホワイトハウス」が「共和党的」映画だとすれば本作は見事に「民主党的」映画だと言える。わざわざ大統領役にジェイミー・フォックスを起用していることからも、本作が現政権に近いところに物語の軸足を置いているのは明らかだろう。 ジェイミー・フォックス扮する大統領は、ハト派を絵に描いたような人物で、イランとの和平交渉を結ぼうとしている理想論者である。そんな彼を狙うのが、息子をイラク派兵で喪ったシークレットサービスのトップ、ジェームス・ウッズ。事前に彼のキャストが喧伝されなかったのは幸いした。彼が出る、ということはちょっと映画好きな人なら、このキャラに「何かある」のは容易に想像できるからだ。 正直彼の私怨を軸にあれだけの襲撃と世界破壊計画が計画できるものか、という疑問は正直、ある。だがエメリッヒ監督が描きたいのは、テロリズムは外から来るだけではない、という側面だろう。アルカイダに拉致された経験のあるデルタフォースの元精鋭、国内の右翼勢力。アメリカという自由の国は実にたくさんの自己矛盾と犠牲の上に成り立っている、ということ。大統領というのは、その矛盾の責任を一人で背負わなくてはならない存在なのだ。ブッシュ大統領のイラク派兵の際の決断を、アメリカの某メディアは「もっとも孤独な決断」と表したそうだが、大統領というのは、そういう仕事なのである。 作品の主人公チャニング・テイタムもまた、国の為に戦い勲章まで貰いながら結果的に国に裏切られた男、として描かれている。下院議長のセキュリティという職こそ得ているが妻とは離婚し、年ごろの娘とは不仲。キャラクターとしては、アメリカのアクション映画の古典的な男だ(アメリカという国は恐ろしく父権社会であり、離婚、子供との不仲は男性としての評価がとにかく低いという事を表す。それ故、彼の戦う理由は「大統領を救う」ことではなく、「娘を助け、父としての威厳を取り戻すこと」と設定されている。大統領はおまけなんである)。 物語は所謂「ダイハード・モデル」を採用しており、オマージュかと思われるほど似通っている。未だに「ダイハード・モデル」が場面設定さえ変えれば通用する強度のあるストーリーモデルであることを実証しているとも言えよう。 「エンド・オブ・ホワイトハウス」でも大統領の息子が出てきて物語のエッセンスとなるが、本作は更に主人公の娘の比重が大きいのが特徴だ。これはエメリッヒ監督の願望でもあろうか、まだ11歳ながら政治に興味を示し、大統領もたじたじな質問をぶつけるこの「ユーチューバー」は、果敢にテロリストと対峙して、クライマックスではなんと、主人公を差し置いてホワイトハウス爆撃という最悪のシナリオを回避する国民的英雄になってしまう(父に見せるために練習していた、という”旗振り”がここで活かされる)。 このシーンを、エメリッヒ監督はこの映画のどんな場面よりも象徴的に、ドラマティックに描き出す。政治家という大人社会の硬直した判断を、柔軟な(リベラルな、と書くと挑戦的だろうか)発想の子どもの機転が救っていく。 (「エンド・オブ・ホワイトハウス」で女性の国防長官がタフに愛国の信念を貫き通すのと正反対だ) 俺はローランド・エメリッヒという人はアメリカに対して何か怨念(ドイツ人としての)を持っているのだろうと今まで思っていた。それゆえ何度も何度もアメリカを破壊しつくして見せようとしているのかと思っていたのだが、どうやらそれは誤解で、彼はもっとグローバリストというか、リベラリストなのかもしれない(お花畑、とも言えるが)。 世界存亡の危機の前にあって、人々は初めて人種や国の壁を越え、協力し合うだろう。協力し合う事で、今(現実に)ある問題を乗り越えていけるかもしれない(その文脈で考えると、彼のフィルモグラフィに「ゴジラ」があことに合点がいく)。 エメリッヒ監督はそう考えているのではないか。 本作は舞台を「ホワイトハウス」に限定したことで、彼の今までの主張を純化して見せてくれたのではないか、と俺は思う。そういう意味で、本作は彼のキャリアの転機となるかもしれない作品であるし、キーポイントとなる一作だろうと思う。 しかし次回作が「インディペンデンス・デイ」の続編というから、実際はどんなもんか分からないけどね。 余談だけど、合衆国法では大統領、副大統領の序列の下に下院議長がいるんだね(「エンド・オブ・ホワイトハウス」ではモーガン・フリーマンがさすがの重厚な演技を見せてくれていた)。本作でも三人目の大統領としてこの下院議長がクローズアップされるが、日本でも参院の議長あたりに権限持たせれば、参院の存在意義も向上するんじゃないかしら
by Gun0826
| 2013-09-19 20:44
| Movie
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