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下のエントリの今年観た映画で、日活の「海の情事に賭けろ」が抜けてた。 「性愛スキャンダル コケシと花嫁」(池島ゆたか監督) を上野オークラ劇場で観てきた。 同時に、「ジャンル映画」とは何ぞやという事も併せて考える。 ここで簡単に、当ブログにいきなり来たような方に「ピンク映画」とは何かという事を簡単に説明すると、成人映画です。終わり。というのは乱暴なので補足すると、昭和の時代に大手五社以外の独立プロ(と興行主の利害一致)によって誕生した男女の性交をあえて見せる事を目的としたジャンル映画である。主な番線は大蔵映画、新東宝(国映)、。両者ともそれ以前の昭和メジャー会社であった。これに追随したのがさっき書いた日活のロマンポルノだったが、AVの普及とともに1988年で製作を停止、エクセス番線でそのスタッフを九州して、これらの会社で連綿と現在まで作り続けられてきた。しかし昨年正月以降、新東宝も新作を放つ事ができず、ついに残る牙城は自社配給できる劇場を持つ大蔵映画(現:OP映画)のみとなった。2014年まではフィルム撮影だったが2015年よりいよいよデジタル撮影となり現在に至る。年間約40本、プログラム・ピクチュアの伝統を守って3本立(2本は旧作)での上映が行われている。 俺は10年ほど前にこの大蔵映画の脚本募集に出そうと思い立ち、その際にある程度作品をまとめ観したが、その後はぱったり行かなくなっていた(最近DVDで何本か観た)。行ってたのはまだ新宿昭和/国際という新東宝番線があった頃の話である。現在は取り壊しされて、隣のビルのコンクリ壁が痛々しい。向かいにラムタラがあるというのも皮肉な話である。 なんで俺がピンク映画を再び観始めたかというと、これが最後の「プログラム・ピクチュア」「ジャンル映画」の牙城であり、座席指定など無い本当の意味での自由な映画空間だからである。 さて、「性愛スキャンダル コケシと花嫁」はかつてその新東宝を主戦場に、役者から監督へ転向して現在まで作品を撮り続けている「Mr.ピンク」こと池島ゆたか監督の最新作である。昨年「おやじ男優Z」でインディーズ映画界を沸かせた監督だが、全国巡業のためピンクは1作のみだった。だが今年は早くも2作目であり(1作目「淫欲開花! 魅惑のラブハウス」は親父の葬儀と重なったため未見)、氏の製作プロ「セメントマッチ」の記念すべき130本目である。昨年の「ビンビンなお留守番」はアイドル女優由愛可奈を主演に据えた為か熱量不足であったが、2014年の日高ゆりあ引退と入れ替わるように現れた川越ゆいという新しいミューズを今回も起用し、主演には2014年のピンク大賞新人女優賞(つってもAVのキャリアはもう10年じゃないか?←2008年デビューらしい)、2015年フル回転の5本主演ながら全く賞レースに絡めなかった不遇の巨漢乳女優・めぐりを据え、磐石の体制?で挑んだ一作である。 ネタバレしちゃってまったく問題ないと思うので書くが、悪女に引っ掛かっちゃうおっさんの話である。 コケシの化身というなんともつかみどころの無い役柄の川越ゆいだが、何故か作劇的にはこの「事件」の探偵役であるため、黒縁メガネをかけてメモを読み上げるというその筋(どの筋)にはたまらんカワイイ画等もある。三番手の熟女枠、沢村麻耶は冒頭のみでやや棒読みだが、熟年デリヘル嬢の悲哀をさらりと見せていてこの辺は演出の賜物だろう。 男優では竹本泰志が今年に入ってどの作品も素晴らしい。本作のC調(死語)の浮気夫も見事だった。 エロ度だけで言うなら、今年の城定秀夫「汗ばむ美乳妻 夫にそむいた昼下り(舐める女)」を超えてると思う。 池島監督は旧上野オークラが閉館した際の「PINKHOLIC」で旧国映四天王(一人は今年「64」で昇りつめた感がある瀬々敬久)の活躍を指して「ピンク」と「映画」が離れてしまった、「映画」に行ってしまいすぎる、と指摘している。その両方をくっつけて「ピンク映画」にするのが自分の役目だ、と。職人監督の矜持である。 刑事アクションは刑事がアクションをしないと駄目だ。ホラー映画は怖がらせないと駄目。ヒーロー映画はヒーローが活躍する。怪獣映画は「怪獣がかっこよくなければ駄目」。そしてピンク映画は臆する事なく、セックスを見せればいいのである。それが「ジャンル映画」というものだ。ともすれば「映画」という訳の分からない権威に作者も出資者も魂を引かれてしまう。「映画芸術」と言い換えてもいいかもしれない。だがそこで踏ん張って、お客が見たいものを見せる事ができるのが本当の映画監督だ。ピンク映画で言えば暇つぶしに小屋に来た爺さんに「今日はエロいの観たなぁ」とちょっと元気になってもらって帰路についてもらう。そういう仕事だ。 昨年から始まったOP PICTURES+は、「ピンク映画は映画である」というコンセプトのもと、R-15指定になるよう再編集され(絡みがカットされ)タイトルも変えてテアトル新宿でレイトショーされている。
by Gun0826
| 2016-08-29 15:14
| Movie
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