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「ノワール」という言葉が気になっている。 先にツイッターで書いた通り、この言葉を巡る解釈というか定義はとても曖昧・多義的・多層的で、正解は無い。 大前提として小説界で、アメリカのパルプノヴェルスで大量消費されていた犯罪小説をフランス、ガリマール社が叢書としてまとめる際に用いた「セリ・ノワール(暗黒叢書)」というのが一番の語源だというのがある。 その叢書を好んで読んでいたフランスのヌーヴェルバーグ監督たちがアメリカの低予算モノクロ犯罪映画に対して「フィルム・ノワール」という風に呼んだのが映画における「ノワール」の大元であり、この辺りはWikiにも書いてある。ジョージ・キューカーやらニコラス・レイやらの作品がこの時点での「フィルム・ノワール(黒い映画)」である。 なんで黒いかというと照明費用を削るために陰影濃いモノクロ画像にルックがなったからである。 映画における「フィルム・ノワール」はフランスのギャング映画(「サムライ」とか「さらば友よ」とか)全般を指す言葉へと若干シフトしつつ、こちらも犯罪映画全体のひとつの呼び名として定着していったように思う。 一方で香港映画で芽吹いた功夫映画ではない犯罪映画のジャンル、具体的にはツイ・ハークやリンゴ・ラム等が作り上げたジャンルを日本で上記のフランスギャング映画になぞらえて「香港ノワール」とネーミングした事から話はややこしくなる。しかもその最前線にあるジョニー・トーの映画がピンスポットで闇を切り裂く映画であるから余計にややこしい。 だがとりあえずここでは「ノワール」の定義とこの「香港ノワール」は別枠としたい。 僕自身の考えで言わせて貰えば、やはり「ノワール」を言葉として使う時にはある程度の注意が必要なのではないか、と感じている。悪女が出るから、主人公が破滅するから「ノワール」なのかというとそうではないというのが僕の考えだ。 よく「ノワールの語り手は信用ができない」というような事が言われるが、そういう事なのだろうと思う。その主観/客観であったり善/悪の境界の曖昧さにこそ「ノワール」の黒は潜んでいるのではないか。 だから明らかに「全員、悪人」な人たちが怒鳴りながら殺しあってもそれは「ノワール」ではない、というのが僕の見立てだ。 「ファム・ファタル」についてもこれも解釈が人によって違ってくる厄介な言葉なのでまた別の機会に。 ぶっちゃけて言えば邦画においては「ノワール」という言葉はそぐわないのではないか、と思っている。 例えば若松孝二や鈴木清順、曾根中生の作品には「ノワール」の匂いがするけれども、だいたいは犯罪映画、という言葉を使えばいいものだと思う。要するに「ノワール」という言葉で本来解釈しなければならない部分が何となく「あぁノワールね」というレッテルでスルーされていくのが気持ち悪いという事なのである。 もう一段、自分の言葉で、自分の思考でそこに踏み込んで解釈していくのが映画の楽しみなんではないか。 そんな風に考えるものである。
by Gun0826
| 2016-09-27 18:29
| Movie
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