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前にMP3プレーヤーにどんな曲入れてるかっていうのを書きましたけど、 ずっとロック系聞いてると飽きてきちゃって、連休に小旅行したんですが その時にMP3プレーヤーの収録曲をごっそり変えてしまいました。 変えたのは今でいう「ニューエイジ・ミュージック」になるんでしょうか、 僕がずっと好きで今でもたまに購入している「ウィンダム・ヒル」という レーベルのCDからランダムにアルバム3枚分ほど。 旅行で移動する列車の中や、自然の中の宿で聞くには最高です。 画像はウィル・アッカーマンの 「パッセージ」 「ウィンダム・ヒル」レーベルの楽曲は基本的にインストで、ピアノソロ やギター・ソロ、アンサンブルが中心。ジャズ・レーベルもあったようで すがそちらはあまり詳しくありません。 十年前ぐらい前、車のCMでジョージ・ウィンストンの「オータム」が使 われてましたが、ジョージ・ウィンストンも初期「ウィンダム・ヒル」の ミュージシャンです。 「ウィンダム・ヒル」と僕の出会いは高校生の頃。 当時関西のよみうりテレビで深夜にやってた「どんぶり5656」という 番組(売れる前の竹中直人、シティボーイズや故・中島らも、西川のりお やタージンが出てたコント番組。シュールなネタが多くモンティ・パイソ ンみたいな雰囲気?)の1コーナー「テレビは家具だ」でレーベルの創設 者であるウィル・アッカーマンの「Visiting」が流れてたのを聞いて、これ はなんと美しい曲かと思い(映像もどこかの山々の景観で美しかった)、 ちゃんと曲名も出ていた事から大阪のレコード屋さんに出かけて尋ねてみ ました。店員さんも僕の問い合わせに驚いた様子で、「どこでお知りにな ったんですか?」と聞き返されたりしました。その当時はまだ「知る人ぞ 知る」レーベルだったようです。 店員さんが出してきたLPレコードを買って帰り聞いた時には、とても感 動したのを憶えています。 時期的に丁度LPからCDへの移行期だった事から、東京に出てきてから はCDで集めるようになり、ポニー・キャニオンが代理店だった頃にはフ ァンクラブにも入っていて会報が届くのを楽しみにしていました。 「ウィンダム・ヒル」のジャケットは白バックに風景画やイメージを喚起 するようなカットをシンプルに配置したもので、その洗練された感じがと ても好きでした。 僕のお気に入りアーティストはレーベルの創設者でもあるウィル・ アッカーマン(ギター)、リズ・ストーリー(ピアノ)、ジャズアーティスト でもあるスコット・コッス(ピアノ)、早くして夭折した驚愕のテクを持つ 天才マイケル・ヘッジス(ギター)等。今でも時折CDを引っ張り出して 聞いています。サンプラー(コンピレーション)がいっぱい出ているのも レーベルのアーティストを知るのに役立ちました。 ところで「ニューエイジ・ミュージック」という言葉が僕はあまり好きで はありません。かつては「環境音楽」と呼んでいました。ブライアン・イ ーノが「ミュージック・フォー・ザ・エアポート」なんかをリリースした 時の造語だと思うんですが、環境というか、自然に沿って立つような音楽 だと思うので、そちらの方がしっくり来ます。 今回エントリを書くにあたって検索してみたら、初期のウィンダム・ヒル について紹介されているサイトがありました。こちらです。興味のある方 は見てみて下さい。とりまとめをされているのは清水和彦さんという方の ようです。 創設者であるウィル・アッカーマンも「ニューエイジ・ミュジック」とい う括りにされるのを嫌っているというインタビューがあり、なんか納得し ました。 本国アメリカの公式サイトでは、試聴もできます。 本国公式サイト 日本ではかつてのポニー・キャニオンからBMGビクターに権利が移った 後、現在はリリースが止まっているようです。 外資系CD店や、中古CD屋さんには結構あると思います。 たまにはこういう静かな音楽を聴いてじっくり読書、というのもいいもん です(だからシナリオ書けってば)。 追記:CDの版権はファンハウスも持っていたようです。(ポニーは持ってなかったのかな?) 半分以上輸入版で買ってたので失念していました。
by Gun0826
| 2005-05-18 16:28
| Music
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